川崎市で開催中の「めぐみちゃんと家族のメッセージ〜写真展」に伺いました。
写真展は、先月6月5日にお亡くなりになった横田めぐみさんの父・滋さんのご遺志を受け継ごうとの意義を込めて開催されたものです。
家族への愛情が込められた一枚一枚の写真。その幸せを一瞬にして奪った拉致の残酷さ。写真展からは、めぐみさんをはじめ拉致被害者の方々の帰国を願い、多くの市民の皆さまに拉致問題についての理解を深め、関心を持ち続けていただきたいとの切なる思いが伝わってまいりました。
写真展の協力団体である「あさがおの会」は、横田さんがお住まいのマンションの住民有志の方々が設立された支援団体です。代表の田島忠様より、これまでの長年にわたる活動内容や拉致問題の早期解決への思いをお聞きしました。
滋さんの妻早紀江さんから寄せられたメッセージには、「〝拉致問題解決を!〟の声を上げていただければ」との強い訴えが、つづられていました。
拉致議連と参議院拉致問題特別委員会の一員として、拉致問題の解決への決意を深める機会となりました。
写真展で支援の会と懇談 川崎市で竹内(真)氏ら
川崎市は4日から、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」を市役所内で開催している(8月12日まで)。
公明党の竹内真二参院議員は7日、開催中の会場を訪れ、写真展を共催する「横田めぐみさんご家族支援の会『あさがおの会』」の田島忠代表らから話を聞いた。これには、公明党川崎市議団の山田晴彦団長と平山浩二、浦田大輔両市議が同行した。
一行は、めぐみさんの写真や、母・早紀江さんが開催に際して寄せたメッセージ、拉致問題の年表などの展示内容を見て回った。
市の担当者によると、先月5日にめぐみさんの父・滋さんが亡くなったことを機に、拉致問題についての問い合わせが増えているという。
田島代表は「拉致問題を風化させず語り継いでいかなければならない。写真展をきっかけに関心を持った人から新聞の投稿などで意見を発信していってほしい」と話していた。
竹内氏は「拉致問題の解決へ向けて全力で取り組む」と語った。