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赤羽国交大臣にワクチン接種で質問

コロナ患者のタクシー搬送 運転手への優先接種促進 公明質問に赤羽国交相

赤羽一嘉国土交通相(公明党)は18日の参院国交委員会で、自治体の要請を受け、新型コロナの軽症患者を病院に搬送しているタクシーについて「救急車のような機能を果たしており、運転手を感染リスクからしっかり守る必要がある」と述べ、タクシー運転手に対するワクチンの優先接種を促進する考えを示した。公明党の竹内真二氏の質問に答えた。

竹内氏は、コロナ患者の搬送を担う運転手は高い感染リスクにさらされているとし「優先接種の必要性がある」と指摘。赤羽国交相は、こうした運転手を「医療従事者等」と位置付けた上で、ワクチンを優先接種する取り組みを促す観点から「各自治体に周知する」と述べた。

また、竹内氏は、移動が困難な高齢者のワクチン接種会場への移動について、タクシーやバスを活用して支援する自治体が増えつつあると紹介し、国による一層の後押しを要請。

赤羽国交相は、こうした移動支援の実施にも国費を活用できるとして自治体への周知を強化すると答えた。

公明新聞より転載:2021年5月19日(水)付


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