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箱根登山鉄道9カ月ぶり再開

観光地の復興加速へ決意 赤羽国交相が式典に出席

赤羽一嘉国土交通相(公明党)は23日、神奈川県箱根町を訪れ、昨年の台風19号で被災し、運休していた箱根登山鉄道の運転再開を記念する式典に参加した。公明党の三浦信祐、竹内真二両参院議員が同席した。 同鉄道は、台風による豪雨と土砂崩れで陸橋の橋脚が崩れるなど21カ所が損傷。神奈川県箱根町の箱根湯本~強羅間(約9キロ)が運休していた。営業開始は約9カ月ぶりとなる。 再開式典で箱根登山鉄道の抱山洋之社長は「コロナの収束は見通せず、十分な対策と緊張感を持って業務運営をしなければいけないと痛感している。箱根を訪れる皆さまに非日常体験をしていただけるよう努める」と述べた。 赤羽国交相は昨年、台風禍による土砂崩れで流失した線路の一部を視察したことを踏まえ「国交省を挙げて支援してきた」と力説。箱根登山鉄道の運転再開を機に「日本に冠たる観光地・箱根の復興を加速させてほしい」と呼び掛けた。

公明新聞より転載:2020年7月24日(金)付
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